鎌倉明月院の紫陽花2021開花状況や見頃はいつまで? 混雑時の待ち時間やアクセス状況

鎌倉明月院の紫陽花2021開花状況

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北鎌倉にある臨済宗建長寺派の明月院は2,500株のあじさいの花が植えられていて「あじさい寺」として有名です。梅雨の時期になると「明月院ブルー」と呼ばれるほど青色のあじさいで埋め尽くされます。

この時期は総門から山門前へ続く鎌倉石でできた参道は多くの観光客が集まり、6月の鎌倉でもっとも賑わう参道です。参道の鎌倉石は現在は採取されていなく、希少性が高いため「石のダイアモンド」と呼ばれるそうです。

擦り減りやすい石で、年数が経ち丸みを帯びた石畳もなんとも言えない風合いを醸し出しています。あじさいの青と鎌倉石のコントラストも明月院の魅力のひとつかもしれないですね。

この記事では、今年2021年のあじさいの開花状況や見頃、混雑時の待ち時間にアクセス状況、そのほかの楽しみ方をお伝えします。

鎌倉明月院の紫陽花2021開花状況は?

明月院のあじさいの歴史はそれほど古くなく、第二次世界大戦後に参道を整備する際、物資や人手が不足して杭が足らず、杭の代わりに「手入れが比較的楽」という理由から、紫陽花を植えたものがだんだんと広がったといわれています。

ピンチはチャンスといいますが、物がない時代に考えた結果、今では多くの人を魅了するあじさい寺になったのですね。

今では2,500株を誇る明月院のあじさいですが、毎年300鉢の差し木をして植え替えをします。

差し木は1年間は植木鉢で育てたあと、畑におろし差し木から5年ほどで境内に移されます。

私たちがきれいな明月院ブルーを楽しむために、明月院の庭園部の皆さんによって手間ひまかけて育てられています。

そんな明月院のあじさいの例年の開花時期は梅雨の時期5月下旬から7月上旬ですが、2021年シーズンは例年より10日ほど早く、5月15日に開花が始まりました。

今年の本格的な見頃は5月下旬からとなりそうです。

鎌倉明月院の紫陽花2021見頃はいつまで? 

明月院のあじさいはほとんどが日本古来種の「姫あじさい」と呼ばれる品種で、咲き始めの白い花びらから日を増すごとに青さが深まります。

姫あじさいは別名「マキノヒメアジサイ」と呼ばれており、日本植物分類学の父牧野富太郎博士が普通のあじさいよりも優美で女性的な見た目から「姫あじさい」と命名したといわれています。

小ぶりで可憐な花びらをつける姫あじさいは、 開花から日々色合いを変えながら1か月近く見頃が続くので、これから6月いっぱいはお花見が楽しめそうです。

鎌倉明月院の紫陽花2021混雑時の待ち時間は? 

明月院は、鎌倉の長谷寺、成就院と並んであじさいの三大名所といわれ人気があります。

梅雨の晴れ間のあじさい日和の週末になると、開門の朝8時半頃には既に50人以上の待ち行列ができます。

多いときには平日でも10時~13時頃には入場制限がかかることもあるそうですよ。

特に山門から御本堂までは円窓の写真撮影のため多くの人が並んでいます。

咲き始めの今の時期や、平日の15時~閉門間際の17時頃が狙い目かもしれませんね。

注意!今年はコロナの影響で6月の土日は営業していませんのでご注意を!

鎌倉明月院へのアクセス

明月院には江ノ電がおすすめです。

■電車

JR横須賀線「北鎌倉駅」より徒歩約10分

江ノ島電鉄「明月院駅」より徒歩約5分

■バス

鎌倉駅東口→江ノ電バス「明月院バス停」 約7分

バス停から徒歩約6分

■駐車場

なし

明月院通りにも車を停めることができません。

 ■自転車

駐車場はなく門前は狭いので駐輪は難しいので「北鎌倉サイクルパーク」などに停めるのがおすすめです。

 

拝観料:高校生以上500円、小中学生 300円
拝観時間:(6月)08:30~17:00(普段は09:00~16:00)

まとめ

明月院は、境内全域が国指定の史跡となっていてあじさいのほかにも見どころがたくさんあります。

北条時頼の墓

鎌倉幕府5代執権・北条時頼とゆかりが深く敷地内に墓所があります。

やぐら

鎌倉の中でも最大級のやぐらがあります。上杉慶方の墓と言われる宝篋印塔が祀られています。

開山堂

1380年頃に建てられた「宗猷堂」。開山の密室守厳像が祀られています。

寺宝

彫刻では上杉氏の祖といわれる国の重要文化財「木造の上杉重房座像」が収められています。

花ショウブ 

お花ではあじさいの時期には花ショウブやバラも見事です。

約3,000株の花ショウブが植えられていて、見頃の時期には「本堂後庭園」が開放され、見事な庭園から観賞することができます。

有名な丸い円窓「悟りの窓」から見る花ショウブは絶景です。

バラ園

中には小さなバラ園もあり、あじさいやショウブとはまた別な凛としたバラも楽しめます。

うさぎ

「明院 」にちなみ、あちらこちらにうさぎがいます。

参道に点在する置物のほかうさぎ柄のかわいい御朱印帳ほか、うさぎ饅頭やうさぎのお守りなどうさぎにちなんだものが数多くあります。待ち疲れた時に癒されてみてはいかがでしょうか?

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