パスタに塩は意味がない?塩なしで茹でるとどうなるの?塩を入れる理由とは

パスタに塩は意味がない?塩なしで茹でるとどうなるの?塩を入れる理由とは

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パスタとひとことでいってもその数は500種類以上あると言われています。

代表的なのが「パスタ」というと思い浮かぶ、「スパゲッティ」は直径1.4〜1.9mmほどの棒状のロングパスタ。

直径0.8〜1.1mmほどの細い「細い髪の毛」という意味のロングパスタカッペリーニ

直径は1〜1.2mmほどでカッペリーニより少しだけ太い「バーミセリー」。

スパゲティを少し潰したような紡錘形の断面をし「舌」という意味の「リングイネ」と、ロングパスタだけでもまだまだ出ていきます。

そんなパスタの茹で方をレシピサイトで調べると、必ずといっていいほど

たっぷりのお湯を沸かす→沸騰したら塩を入れる。がお決まりですよね。

ですが、最近「パスタに塩は意味がない」という説が浮上しています。

塩なしで茹でるとどうなるのか、塩を入れる理由を探っていきたいと思います。

パスタを塩なしで茹でるとどうなるの?

お好みのスパゲッティはなんですか?

自粛でおうち時間が増えたことで、パスタの輸入量が30万トンを超え過去最高を更新したとニュースになっていました。

手軽に作れて老若男女問わず好きな人が多く、種類やアレンジ方法もたくさんあるので

自宅でのランチに。というご家庭も多いのではないでしょうか。

昔ながらのナポリタンやミートソースから和風テイストやスープやクリームに合わせたメニューもいいですね。

トマト系ソーススパゲッティ
ミートソース
ナポリタン
アラビアータ
ペスカトーレ
クリーム系ソースのスパゲッティ
カルボナーラ
明太子クリームパスタ
カニのトマトクリームパスタ
オイル系ソースのスパゲッティ
ペペロンチーノ
ボンゴレビアンコ
ジェノベーゼ

そんないまや国民食のパスタ。

「パスタを茹でる」=「塩を入れる」はお手伝いをはじめたばかりの小さなお子さんでも知ってますよね。

塩を入れないと「麺がくっつきやすい」とか「茹でたあとかたまりやすい」のほかに

「パスタに味が絡まずおいしくない」という声もあります。
麺のコシがなくなるとか、味に締まりがないとかマイナスな意見も多く見かけますね。

 

パスタに塩を入れる理由は?

塩を入れなくても、調理方法しだいでコシや味はなんとかなりそうですよね。

そこまで数あるレシピ本が一様に「パスタを茹でるとき塩を入れる」というのにはきっとなにか理由があるんでしょうね。

「塩を入れる理由」を調べるといろいろでてきますね。

いちばん多い意見が

まろやかな塩味の下味をつけるため
だとか。なんだかあまりしっくりくる理由ではないですね。
吹きこぼれ緩和のため
確かに沸騰したお湯に塩を入れるとブクブクが収まりますよね。
デンプンが出るのを抑え、麺がくっつきにくくなる
塩を入れることで多くの泡を作り、パスタ同士が鍋の中でぶつからないようにしてパスタの表面保護
なんとなくそれっぽい理由が出てきましたね。麺が固まらないようにとかくっつきやすいのを抑えるのはなんだか頷けますね。
パスタを茹でる時、特にアルデンテに仕上げたい時はヨーロッパの硬水が良いといわれていて日本の軟水を少しでも硬水に近づける為に塩を入れる。
確かに日本の水は軟水が主ですよね。
ミネラルの成分が多いと、パスタにコシが生まれて歯ごたえが良くなるといわれていて
パスタを茹でるとき塩を入れると、塩化ナトリウムが水に溶けることで生じるミネラル(ナトリウム)の効果を引き出し、歯ごたえがよくなるそうです。
なんだか納得ですね!

パスタを茹でるのに塩がない場合はあじ塩で代用しても良いの?

塩を入れたほうが、なにかといいことがあるのはわかりましたね。

でも塩といっても食卓にあるのは「あじ塩」だけのときも。パスタを茹でるとき使ってもいいものなのか。そもそも「味しお」って?「食塩」との違いってなんでしょう。

海水塩に、昆布のうま味の素であるグルタミン酸ナトリウムを混合、さらに湿気にくいようにグルタミン酸ナトリウムでコーティングしたものが味しお
なんだか難しいですね。
つまり食塩に旨味調味料を足したのが味しお
なので、普通の食塩よりも手がかかっていて、高値。
パスタに使うのは少々もったいない気もしますね。
でも、味しおしかないなら使っても大丈夫そうです。
うま味成分が増しておいしくなりそうですが、ソースの味付けは少し薄めにしたほうがよさそうです。

まとめ

パスタを茹でるときに塩を入れる理由、入れないとどうなるかを調べてきました。
塩を入れる意味も効果もあることがわかりましたね。でも塩分を気にしている時はあまり入れたくないっていう方もいますよね。
イタリアンレストランなどでは塩を入れないお店もあるそうで、「絶対入れたほうがいい!」ということではなさそうです。
塩を入れないで茹でた場合は、茹で上がってからの調理方法を工夫し、ソースや味つけをしっかりすれば美味しくいただけますね。
塩がないときは、味しおで代用したり塩を入れない。ある時は入れて茹でる。で解決ですね。

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